向き不向きは誰にでもあります。マンション投資も例外ではありません。マンション投資で成功できる人とは、どんな人なのでしょうか?マンション投資で順調に利益をあげている人にはこんな共通した特長があるようです。

1.コミュニケーションが上手な人
2.DIYなどのこまめな仕事が苦にならない人
3.自分の考えが明確な人
4.リスクを怖れない人
5.数字に強い人
6.情報や収入をおしみなく人と分かち合える人
7.やみくもに目先の利益を追わない人

不動産投資をするようになると、人と会う機会が多くなります。不動産屋、銀行、行政書士、リフォーム業社など、さまざまな業種の人との意思疎通は欠かせません。

リフォーム業社に頼むだけでなく、自分でオリジナリティを出すことで、付加価値をつけることができます。家賃を10%値上げすることに成功した例もあるのです。

ひとくちに不動産投資といっても、方法はさまざまです。自分はどのような方法で利益をあげていきたいのか、はっきりさせておかないと不動産屋や銀行に不信感を抱かせる原因にもなります。

リスクをとるといっても、どの程度までのリスクならとれるのか、きちんと計算する冷静さが必要にになります。リスクをとることなく成功する投資はありません。

不動産投資は大きなお金を動かすことになります。どんぶり勘定ではやっていけません。リフォーム費用などの出費もかかるのです。しっかりした計算ができない人は必ず失敗します。普段から、サイフのお金がいつの間にかなくなっている人には不向きな投資方法といえます。

不動産投資は一人でやるもの、と思われがちですが、不動産屋さんの協力が欠かせませんし、先輩の投資家からの経験に基づくアドバイスをうけた方が成功率が高くなります。お互いが信頼し、助け合うほうが、長い目で見れば成功しやすいのです。

実際、成功した人ほど親身になってアドバイスをしてくれるという話もあります。不思議ですが、惜しみなく分け与える人がそれ以上の利益を得ているのです。尊大な態度をとる人、人付き合いが悪い人はどうしても敬遠されがちです。いい情報が入ってくる機会を自分で減らしているようなものです。

不動産投資は初めて1日や2日で利益が出るものではありません。途中で軌道修正する必要がでてきたり、想定外の支出もあるかもしれません。こつこつと勉強し、少しづつ利益を積み上げていくものです。濡れ手に粟のような発想では失敗するのは目にみえています。

要は、経営者感覚が必要だということですね。マンション投資は昔に比べると敷居はずいぶん低くなりましたが、継続して利益を出せる人は意外と少ないのです。簡単に大金が手に入るという幻想を持ったまま手を出すと痛い目に遭います。

自分が人付き合いが苦手である、お金にルーズであるという自覚のある人は別の方法を考えたほうがいいでしょう。ただ、楽にお金を儲けたいという考え方のままでは何に投資しても失敗する確立が高いことだけは覚えておきましょう。